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早川製袋の天辻です。

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今回は「バイオマスプラスチック」と「生分解性プラスチック」の違いです。

 

おかげさまで、弊社でも「バイオマスOPP」についてのお問合せが増え、
「バイオマス」という言葉が世間で馴染みになってきたように感じます。
しかしながら、「バイオマス使用の袋」と「生分解性の袋」の違いが分かりにくいという声も頂きます。

 

今回は「バイオマス原料使用のOPP袋」と、「生分解性原料使用の袋」の違いについて説明していきます。

【生分解性原料使用の袋】


生分解性フイルムとは、微生物の分解作用によって、最終的には水と二酸化炭素に分解される原料です。代表的な物として、ビニロン(PVA)が挙げられます。

 

【バイオマス原料使用の袋】

バイオマスとは、再生可能な有機物質由来で化石資源(石油、石炭)以外の原料の事で、廃棄物を利用した資源や資源として栽培される植物等の事を言います。
化石資源は再生、再利用が困難であり、前述のとおり燃焼時に多量のCO2を排出してしまいます。
しかしバイオマス原料は例えば植物性バイオマスの場合、燃焼の際に発生するCO2は、

原料植物の製造過程で必要となり、消費製造のサイクルの中でCO2を循環させることが出来、放出されるCO2を削減する事が可能になります。
よってバイオマスOPP袋は、焼却処分を行う事を想定して原料製造されております。

生分解性フイルム袋と、バイオマスOPP袋は、どちらも環境への優しさをうたっていますが、環境保護の目的、切り口が異なります。

・生分解性フイルム→ゴミ問題、環境海洋汚染対策
・バイオマスOPP→温暖化対策、2050年問題対策

政府が重点的に取り組んでいるのが、カーボンニュートラル実現に向けた、バイオマス原料の普及です。

バイオマスOPP袋に関しては、以前に詳細記事を作成致しました。

「バイオマスとは」https://sideseal.jp/info/column20211205
「バイオマスOPP袋について」https://sideseal.jp/info/20211226column

こちらも是非ご覧ください。

 

弊社では「バイオマスOPP袋」を取り扱っております。

  • 従来OPP袋と変わらない使用感、透明度
  • 印刷可能
  • 比較的小ロットでの制作可能

お問合せをお待ちしております。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。どうぞ次回をお楽しみに!!